12月23日(土)
サン・ティリエ市庁舎に、ボワッスリ市長を訪問。サン・ティリエは1867年にフランス
で初めてカオリンが発見された土地、絵付けの魔術師パトリック・オドゥヴァールさんの工房があります。市長は、リモージュ・ボックスの販売を通じ街の名前を広めている堂々に感謝の意を述べ、我々の今後の計画への支援と受け入れを約束してくださいました。
この街は、サン・ジャック・コンポステラへの巡礼路にあたり、中心部のロマネスク教会には、ヨーロッパ最古の聖書の写本が収められています。現在サン・ティリエの街は、市長の肝いりで教会を中心とした中世の町並みの修復と保存に力を入れています。
名物の「キュルノワール豚」(黒尻豚)をご馳走になった後、街の助役を勤める歴史家ボワッソー氏の案内で、市郊外マルコニャックのカオリン採掘場跡地を見学しました。帰路リムザン地方の典型的な農家をみせていたくということで立ち寄った古い民家(18世紀建造)は、なんと市長さんの生家! わざわざ市長ご自身が来て「私はこの部屋でうまれたのですよ、今でもこの家で夏を過ごします」とのご説明。過去と現在が同時に生きるヨーロッパの懐の深さをしみじみ感じました。(池田)
この町のFM放送局です。すばらしいURLアドレスですね。カオリンFM88.4をお
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